tana1026のブログ

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大規模接種会場が感染爆発の可能性も?




東京と大阪で大規模接種が始まると、接種会場に早めに多くの接種希望者が殺到することが予想されるが、その対応が確実にできるのであろうか?


多くの接種希望者で溢れて接種会場が密になり、新たな感染爆発の場にもなる可能性が大に…。


それにもう一つ、心配材料がある。例えば、南米チリでは中国の製薬会社、科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が製造した新型コロナウイルスワクチンが主に接種され、接種ペースは世界でも特に速いらしい。

しかし、感染者数と死者数の急増していると言う。


チリでは成人人口の半分にあたる760万人余りが既に少なくとも1回のワクチン接種しているものの、2回接種が推奨はずが1回の接種だけで人々が一般にワクチンの効果を過大評価し、コロナ対策を緩めるのが早すぎたことが問題だったと指摘されているとか。


日本も大規模接種に舞い上がり過ぎて、本当に接種会場での対策が万全なのか不安に…


ところで、コロナウィルスは先ほど、WHOで空気感染の可能性を認めた。

新型コロナウイルスの感染が拡大し、パンデミック(世界的な大流行)に至ったことを世界保健機関は新型コロナウイルスが空気感染する可能性があることをウェブサイト上で発表している。


気体中に浮遊する微小な粒子とその周囲の気体、エアロゾルを研究する科学者たちは空気感染について「世界は現実を直視すべき」と警鐘を鳴らしているし、大気科学や生化学などの研究者らも、感染経路は多くが空気感染とする研究結果を公表していように、このことからも空気感染のリスクが…。


感染者がいる可能性が排除できない屋内で、長時間にわたって混み合い、換気が不十になる可能性も考えると、近距離でのエアロゾル感染が起きる可能性は大きい。


となれば、感染爆発を抑制するべきコロナワクチンによる大規模接種会場が、感染爆発の場となる可能性もあるように感じる。


ウイルスを含んだエアロゾルまたは飛沫を吸い込んだり、それらが目や鼻、口に付着した場合に、感染する可能性がある。

マツヨばあちゃんと座敷童子のお友達<出発編>




マツヨばあちゃんのおうちは急ににぎやかになりました。


「花ちゃんを中心に1度に大家族になったマツヨばあちゃんでした。」


それにマツヨばあちゃんのご主人は、村の小学校の校長先生であったこともあって、子供好きなばあちゃんでした。


「童子のお友達にたん~と食べてもらうために、ばあちゃんは畑を頑張らんといけんね。」


「ばあちゃん、オレも頑張る!

鶏も飼う、鶏はオレが世話する

鶏の卵はな、オレは好きだ」





「花ちゃん、これからはお友達と一緒だから、みんなで仲良くしてちょうだいな」


マツヨばあちゃんと花ちゃん、ミホちゃんにサナエちゃん、ユリコちゃんにミドリちゃん、カエデちゃんにレンちゃん、そしてマチちゃんの9人家族





最初はそれぞれの未来の道に迷い込み、一人ぼっちだったけれど、天の神様が決めた時に

扉が開き、光が私たちを照らしてくれるようになりました。


さあ!マツヨばあちゃんのおうちで、青空に羽ばたく日まで

つないだ手を離さないでね!


「マツヨばあちゃん、オレ達は

仲良く、まんま食って頑張る」


続く

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マツヨばあちゃんと座敷童子のお友達<出会い編>



「暗い実相の世界に迷い込んだ童子ちゃん達は、山口県の静かな大嶺村に住むマツヨばあちゃんの愛を一心に受け、希望の扉が開いた先に光り輝く空へ羽ばたくまでのお話です」




その日は青空の下、マツヨばあちゃんはいつものように、裏山の畑で一生懸命働いていました。

この畑をマツヨ農園と呼んでいます。


その時でした。このマツヨ農園の中心にある大きな柿の木のてっぺんに座る女の子を見つけたマツヨばあちゃん。


その少女はボロボロの服にぬいぐるみを背負っていました。身体は小さく痩せ細り、何日も何も食べていなかったのでしょう。


マツヨばあちゃんのお弁当の残りが入るかごばかりみていました。


すると、柿の木からスルッと降りた少女は

「ばあちゃん、残りの弁当を食ってもいいのか?」とたずねました。


いいよと、答えると両手に握り飯を持って食べ始めました。

それを見たマツヨばあちゃんは、そんなに急がんでも握り飯は逃げないからゆっくりお食べ…。


ほれほれ、お茶を飲んでゆっくりゆっくり食べんさい!のどにつかえないようにね!


「ばあちゃん、このまんまはいい味だ!

明日もここに来てもいいのか?」

マツヨばあちゃん、うなずくと少女はスッと消えてしまいました。



驚いたマツヨばあちゃん、少女の名前も聞かずじまいでした…。


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次の日も裏山の畑で働くマツヨばあちゃん、

すると、昨日の少女が柿の木のてっぺんに現れました。


マツヨばあちゃん、あの子はもしかしたら霊魂の童子なの??と思いつつ……。

どうやら、マツヨばあちゃんには霊感があったようでした。


「ばあちゃん、今日の弁当は何だ?今日も食ってもいいのか?」


何て食い意地がある子なんだろうと感じながらも、今日は少女の分まで弁当を用意していた優しいマツヨばあちゃんでした。


お名前は?どこから来たの?とたずねるマツヨばあちゃんに、「オレは花だ、銀山温泉から2厘半がオレの家だ!」


「ばあちゃん、腹減った、早う!まんまの時間にしてくれ!」


ところで、花ちゃんは、まんま、まんまと言うけれど、ばあちゃんはまだ畑仕事があるんだからね!

少しは手伝ってくださいな…。


マツヨばあちゃんは、こんな食い意地の張った子は見たことがないと驚きの連続であった。


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次の日も、その次の日も、花ちゃんはマツヨ農園を訪れては、マツヨおばあちゃんのお弁当をおすそ分けをちょうだいしていました。



なんて食い意地の張った子なのか、あきれたマツヨおばあちゃんでした。


「そこの花ちゃんや!花ちゃんは何故、こんな遠い山口にまで来たのかね?」


「ばあちゃん!オレは腹減って、春の風に流されていたら、ばあちゃんの弁当が見えたからな…」


「へぇ~、花ちゃんは、まんま、まんまと山形から春風に乗って来たのね。」


「ばあちゃん、オレは山に捨てられたんだ!

大水でな、田も畑も流されてな、稲や野菜もみんな流された、まんまが無くなったから、口減らしに、山に捨てられたんだ」


「かわいそうにね…。」


うす暗い山で独りぼっち、何も食べられず、泣いていました。


「腹減って、山でオレは死んだ、死んで童子になった。」


「ん~、なら、花ちゃん、おばあちゃんの家で座敷わらしになってくださいな。

おばあちゃんは、おじいちゃんを早く亡くして独りぼっちだから…ね。」






おうちは広くて淋しいところに花ちゃんが来てくださり…おうちに花が咲いたような…

ばあちゃんも癒やされて楽しい生活の始まりです。


ばあちゃんの農園は裏山の高いところにありました。大水の心配もありません。


春には農園が緑のじゅうたんになります。そして、畑には花ちゃんの好きな野菜もいっぱい実ることでしょう。


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マツヨばあちゃんと座敷わらしになった花ちゃんとの生活が始まりました。


いつも誰もいないおうちの庭で、裏山の畑でマツヨばあちゃんの独りお話は、いつの間にか村中のうわさになっていました。


村の人々は、「マツヨさんは淋しさのあまりにとうとう気が狂ってしまったよ」


村の人々からは、きちがいばあちゃんと…言われるようになってしまいました。


「ばあちゃん、オレは、このおうちにいてもいいのか?

オレは、ばあちゃんが好きだ!

もうあの山には帰りたくねぇ」


「花ちゃん、ここは花ちゃんのおうちだから、いつまでも居てくださいな」


マツヨばあちゃんと花ちゃんの幸せな日々が続きました。


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ある日、いつものようにマツヨばあちゃんと花ちゃんは裏山のマツヨ農園で働いていると、あの柿の木てっぺんから、ガランと扉が開きました。


すると、その扉から出る光の先から、花ちゃん!花ちゃん!とたくさんのお友達の声が聞こえてくるのでした。


そのお友達も春風に乗って、花ちゃんを追いかけていたら、あの扉が開き、光に吸い込まれるようにマツヨ農園にたどり着いたのです。


「花ちゃん、やっと会えたね。

ずいぶん探したのよ!

このばあちゃんは…?」


「このばあちゃんは心優しくてな、腹減ったオレに、まんまを食べさせてくれるマツヨばあちゃんだ!」


「はじめまして、ミホとサナエ、ユリコにミドリ、そして

カエデにレン、最後にマチです。」


「花ちゃんのお友達の皆さん!こんにちは」


一度にこんなたくさんの童子のお友達に会えたマツヨばあちゃんはうれしくてうれしくて、マツヨばあちゃんの目に涙が光り輝いてました。


あまりの嬉しさに、「マツヨば

あちゃんは、あの扉を希望の扉と名付けたそうです。」


あの扉こそがマツヨばあちゃんと座敷童子のお友達の出会いになりました。


「今日は、暮れに花ちゃんとついた餅でしるこをお友達の皆さんに、ちそうするから、仲良く囲炉裏で遊んでくださいな!」



「マツヨばあちゃん!いただきま~す!!」


「た~んと、ゆっくり仲良く召し上がれ!」


さすがに食い意地の張った花ちゃんだけあって、食べるのは早い…

口の周りはあんこだらけの花ちゃんでした。


「ばあちゃん!お代わりはあるのか?このしるこは、なかなかいい味だ!」



この話し方を聞いたお友達みんなが、花ちゃん節に大笑い!


どうやら花ちゃんの頭の中は食いものばかり…


まんまの花ちゃんというマツヨばあちゃんに、ばあちゃん!しるこのお代わりくれ。


「ばあちゃん!ばあちゃんのしるこはいい味だ!

お礼にオレの歌を聴いてくれ」


花ちゃんは、むかし、そのむかしと、透き通るような美声で歌い始めました。


マツヨばあちゃんは、孫娘の歌を想い出したかのように、幸せな気分になれたとか…。



続く


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