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皆さんのご家庭での肉料理の付け合わせと言ったら、クレソンが定番野菜となっているのではないでしょうか？
クレソンは、日本名では水がらしと言われて、オランダがらしとも呼ばれているようです。食べると特有の辛みが口全体にひろがるのが特徴になっています。
聞くところによりますと、尾瀬のあるロッジで、サラダ用に種をまいたところ、特別保護地区内の湿地にまで、どんどん繁殖してしまったらしく、クレソンを除去していくのに大変な労力が必要であったほど、クレソンはパワフル野菜なんです。
「食欲がない時やちょっと胃の調子が良くないときに」
クレソンは、かなりピリッとした辛みがありますが、このクレソンの成分は、シニグリンといって、食欲がない時に食べると、食欲を増進させる効果は食べた方はどなたも感じることでしょう。
肉料理で、ステーキやローストビーフなどにクレソンは、よく添えられてきますが、これらの肉料理では、タンパク質や脂肪が
多い高脂肪食になっていることから、クレソンを一緒に食べることで、肉料理のようなごってりしつこい料理も食べやすくなりますね。
やはりクレソンは肉料理での定番野菜と言われることから、栄養バランスの上からも理にかなった組み合わせのパートナーと言えましょう。
「とかくインスタント食品が多い現代人にはおすすめ」
多忙な時には、ついついインスタント食品で食事を済ませてしまう方も多い現代人、そんなインスタント食品だけでは、ビタミンやミネラルが不足がちになっていませんか？
そんなときに、手軽な価格で売られて、調理もほとんど不要で、ビタミンやミネラルが豊富、利用しやすい野菜がクレソンですね。
ラーメンならば、調理不要、生のままで、適当にちぎってのせて簡単に美味しく食べられます。
ちょっと、時間が許せるならば、さっとクレソンを茹でて鰹節を
かければ、美味しいお浸しの出来上がり！または味噌汁の具にもクレソンは変身してくれて重宝しますね。
あのインスタントラーメンも、クレソンの辛みをプラスすることでパンチのきいた味に変わるのですから使わぬ手はありません。
「クレソンって絞り汁は口臭消しに有効」
意外と知られていないのがクレソンの口臭消し効能なんです。皆さんの中には、口臭対策で悩んでいる方も多いことでしょうが、クレソンは気になる口臭を和らげてくれます。
外食料理のサラダなどにも、よく利用されていますのでクレソンを最後に食べて、口をサッパリとできるエチケット野菜と言えます。
さらに、口臭に効果的方法としては、クレソンを細かく刻んで絞り汁を作って
少々水を加えて、食事の後にうがいをすれば、口臭に効果的です。
「強い殺菌作用が食中毒を予防する」
クレソンの辛みは、わさびと同じ成分で殺菌作用が強い野菜です。特に食中毒が気になる初夏の肉料理やシーフードサラダやお弁当に添えておくとクレソンの持ち味が生きていいです。是非おすすめします。
「クレソンの気をつけてほしいことは」
クレソンは、他の野菜と比べて日持ちしにくい野菜です。もともとは、自然の状態では、清流に生えていたために保存する場合には、清潔な水が必要となります。
保存するときには、清潔な水の入ったコップなどにクレソンをさして、ポリ袋をかけて冷蔵庫に保管します。面倒でも毎日水を取りかえれば結構長持ちします。
まとめ
クレソンは、柔らかい葉っぱと硬い葉っぱの部分がありますから、食べるときには、分けてから使用すると、最後まで無駄なく使うことができます。
葉っぱは、生でもさっと熱湯で茹でたりするといいですよ。
余って捨てがちな硬い茎の部分は、きんぴら風にしてみたり、細かく刻んでチャーハンに入れてみても、結構美味しくいただくことができます。
