ネバネバ成分に注目!オクラのパワーとは
アフリカ原産のオクラは、クレオパトラの時代には既に栽培されていました。
日本へは明治時代に伝来したとか。
夏が旬のオクラは、暑さに強い野菜と言われています。オクラの花は黄色く、トルコキキョウにも似ていて、実に美しく、観賞用としてもいいくらいと言われています。
この花が散ると、天に向かって太陽の光を浴びて、ぐんぐんと成長して1週間くらいで収穫時期をむかえます。
女性の指ほどに成長したものが食べころと言われて、オクラは、別名をレディーフィンガーとも言われています。
「ネバネバ成分が胃壁を保護」
オクラのネバネバ成分は、ムチンと言う糖タンパク質で、胃壁を保護する働きがあります。
胃炎や胃のただれ、胃潰瘍などの緩和には、おすすめしたいです。
オクラは、ストレスの影響をうけやすい胃をやさしく守ってくれる野菜と言えるでしょう。
「お酒のから肝臓と胃をガード」
アルコールは胃内で吸収されて、肝臓で分解されることから、オクラのネバネバは、
胃壁をおおってくれて、胃を守ってくれるために、アルコールが直接胃内を荒らすのをガードしてくれるわけです。
お酒には適した野菜ということになりますね。
さらに、このネバネバ成分のムチンは、タンパク質の消化も助ける働きもあると
言われています。
飲みすぎた肝臓をいたわるのに、魚や肉、豆腐などの良質なタンパク質が必要になってきます。
これらのタンパク質源とオクラを組み合わせて食べることは、肝臓ガード食としても、より効果的なものになると考えられています。
この場合には、ゆでてメインの素材に添えるだけではなく、刻んで混ぜてみたり、
と、色々とバリエーションを広げることで、美味しさを広げることができます。
「食物繊維のペクチンが糖尿病を予防する」
ねばりの成分には、食物繊維のペクチンも含まれていますので、このペクチンには、
糖尿病を予防するのに有効です。
このペクチンは、糖の吸収を遅らせるので、血糖値の急激な上昇を抑えてくれますから、インシュリンの分泌が少ない方にとっても、十分に糖の分解ができるのです。
「ペクチンは高脂血症や胆石にも有効」
粘土が高い上に、腸内に長くとどまっているペクチンは、腸内のコレステロールや胆汁酸の吸収を阻害する作用が強いので、血中のコレステロール量を減らすことができます。
そのために、高脂血症や胆石の予防などにもなるわけです。
「切り口の星形を活かして」
オクラの表面にあるうぶ毛は、塩を振って軽くもんでこすります。稀にうぶ毛の
刺激でかゆくなる人もいますが、そんな場合には、すり鉢の中でこすって取ってしまいます。
形がユニークなオクラというのは、切り方で楽しい食卓になるのではないでしょうか。
この小口切りにした星形オクラにソーメンを通したり、縦に切れたボート型に詰めものをしたりできます。
またオクラの特徴のネバネバ成分のペクチンやムチンの含有量は、ゆでても、炒めてもさほど変化はありませんから安心です。
「オクラのヌルヌルを引き出すには」
材料(4人分)
オクラ 6本
モロヘイヤ 50g
スルメイカ 1ぱい
大和イモ 100g
ノリ、しょうゆ、わさび、だし汁
オクラ、モロヘイヤは、さっと塩ゆでしてザルに広げて手早く冷やしますモロヘイヤはざく切り、オクラは2厚の小口切りにします。
いかは皮をむいて斜め切り、さっと塩ゆでして細きりにします。
大和イモは皮をむいてすりおろして、しょうゆだし汁を加えてお好みの
固さにのばします。
器に盛り合わせて、ノリ、わさびを散らして完成です
胃壁を保護することからおすすめしたいです。これを我が家では、お好み焼きやサラダなどに使っています。お好み焼きには、是非おすすめです。
まとめ
オクラのネバネバ成分のムチンは、胃壁を守るパワーは抜群ですし、食物繊維のペクチンが糖尿病にも素晴らしい効果を発揮します。
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