マツヨばあちゃんと座敷童子のお友達<生活編9>No11
古井戸から出る神々しい光は、
消えることがありません。
消えるどころか…
日増しに輝きを増すばかり…
マツヨばあちゃんやほとんどの童子のお友だちも不思議な光と考えていました。
その時です。花ちゃん節が始まりました…
「この神々しい光はな、神様の光だ!
心のホウキで心をみがけば、さらに神々しくなる、
オレは山に捨てられて、泣いていたらな、春風に乗って行け、光が見える…と不思議な声を聞いた」
この話をマツヨばあちゃんは
お隣のみどりさんに話すと
どうやら、童子のお友だちには
大切な運命を背負っているのかもしれない…と。
みどりさんは村では何でも話せる心の友でした。
ユリコちゃんが言いました。
「この神々しい光が、本当の神様の光でなくとも、私たちは心のホウキで心をみがこう!」
今日は本当に良い童子のお友だちになる大切な日となりました。
続く
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