マツヨばあちゃんと座敷童子のお友達<生活編2>No4
マツヨばあちゃんのおうちは
今日も朝早くから座敷童子のお友だちの元気な声が…
かまどからは、美味しいにおいがこぼれていました。
「ばあちゃん、今朝のまんまは何だ!
今朝はオレが味見をする」
「花ちゃん!まんまの前に大切なお話があるので、お友だち、みんなを呼んでくださいな!」
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「お~い!みんな集まれ!!」
「お友だちの皆さん!
みんなは それぞれのおうちでお手伝いをしていたのよね。
ただ遊んだり、まんまを食べるるだけはいけません」
マツヨばあちゃんはお友だちみんながそれぞれの仕事係を持つ大切さを考えていました。
「ばあちゃん!オレのかかちゃんが、働かぬもの食うべからずと言っておった」
「そうね!今日は童子お友だちみんなで仕事係を決めてくださいな」
ここは年長のユリコちゃんがまとめ役になりました。
「それでは、まんま片付け係は…?」
この係は食い意地張った花ちゃんに、お友だちみんなが大賛成!
「畑係に農家のカエデちゃんに、残りのお友だちみんなは、おうちのお掃除に風呂焚きに頑張ろう!」
まとめ役のユリコちゃんにマツヨばあちゃん感心したようす…
あさげの味噌汁も煮えました。
「さあ!童子のお友だちの皆さん、食べて下さいな。」
続く
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