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梅干しのパワーを解説!



皆さんもご存じのように、昔から梅は三毒を断つと言われていて毒消しの妙薬として利用されてきました。

この三毒は、身体の中に入ってくる食べ物の毒、血液の毒、そして水の毒を指し、毎日梅を食べることでこのような毒も消えてしまって、健康な身体を保つことができると言われています。


梅と言いますとどなたも梅干しを思い浮かべることでしょう。あの塩漬けの梅にシソを加えた干し梅干しは、日本独自のものです。

まさに塩とシソを加えることで、薬効はもちろん、保存性においても良く日本人の知恵には、関心させられますね。


「梅干しはいつ頃から食べられていたのか?」


平安時代に病気の治療に、梅干しと昆布入りのお茶が最初と言われています。


その後、室町から戦国にかけては、兵士の腹痛や疲労回復に使われ、江戸時代には、

庶民の常備薬として広まったようです。


そして、明治時代に入ると赤痢などの伝染病予防に利用され、それ以来、梅干しは、

毎日食べるべきものとして今日に広まっています。


「多くのミネラルとクエン酸が」


梅は、90%近くは水分で少量のタンパク質に糖分が主成分です。また、クエン酸やミネラルに関しては、他の食べ物にはないくらい豊富に含まれてます。


梅の中のミネラルで、カルシウム、リン、カリウム、マグネシウム、鉄などが有効に作用して、ナトリウムを体外へ排出を助けるとともに、痛みを鎮める鎮痛作用などにも関わっています。


さらに、梅干しに含まれているカルシウムは、体内に吸収されやすいので、カルシウム不足と言われる現代人には、大切な食品と言えましょう。


また、梅干しを想像するだけで唾液が出るあの酸味は、クエン酸によるものですね。梅干しの薬効は、主としてクエン酸によるもので、身体の代謝を円滑にする働きを

持っています。


この代謝とは、体内で不必要になった物質を分解したり、必要な物質を合成したりするしくみのことで、この代謝がうまく機能することで、疲労回復につながったり、自然治癒力を向上したりするわけです。 


「梅干しの良いところは」


この梅干しの良いところは、梅の薬効に更に塩とシソの薬効が加わることです。


塩に含むミネラルと梅干しに含むミネラルの相乗効果で、細胞の新陳代謝が活性化することにあります。


シソの中には、毒を中和する解毒作用があります。そしてこのシソと一緒に

梅干しを食べると、梅の持つクエン酸やカリウムなどミネラルの効果を増幅させるわけです。


「梅干しの幅広い効果は」


梅干しを食べると唾液分泌の他に胃液分泌も盛んになり、その結果胃腸の働きも

活発になります。


すると、消化吸収も良くなり食欲も増してきますし、腸の働きも活発になって、便秘の予防にもなります。


そして、上述の解毒作用は、肝臓の機能が高まることを表していますから、血液の

循環が円滑になり、体内の毒素を素早く処理出来ることから、お酒の二日酔いの

解消にも梅干しが良いことが分かります。


また、クエン酸は乳酸を燃焼させるために、疲労回復が得られると上述していますがクエン酸は、血液中に貯まった乳酸を外に排出し、更に乳酸をつくられることを抑えています。

よって血液は浄化されます。


そして、クエン酸の乳酸除去により、皮膚の代謝も盛んになって、肌の老化も防ぐことになるわけです。


この血液循環の改善により、シミやシワの肌のトラブル改善にも有効です。


まとめ


このようにさまざまな薬効のある梅干しを毎日1粒を食べることで、病気に

対する免疫力もつき、当然その梅干しパワーで病気にかかりにくくなります。

出来ることでしたら、健康つくりに朝晩の食事に梅干しを食べる習慣づけて

みてはいかがでしょうか。