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コラーゲンの真実を解説!




近頃、コラーゲンと言うとよく耳にする方が多いことでしょう


コラーゲンは、最もポピュラーな美容成分として、知られています。

若々しい肌つくりに役立つ成分として特に、女性からは、絶大な指示を集めています。


しかし、その反面、体内の働きについては、あまり知られていないのも事実です。

最近は、ネットや雑誌などに、コラーゲンに関するさまざまな情報があふれています。


そこで、今回は、そんな記事情報をまとめて、徹底的にその真相や研究結果まで分かりやすくご紹介いたします。


・コラーゲンってタンパク質の仲間?


コラーゲンは、タンパク質の仲間で1型コラーゲン、2型コラーゲンなど28もの型のコラーゲンが発見されています。


人間の身体の20%は、タンパク質が占めていますがその約30%はコラーゲンだと言われています。


例えば、体重60kgの人の場合には、体内にはおよそ3.6kgものコラーゲンが存在している計算になります。


・コラーゲンは肌だけに存在する?


人間の身体の体内では、最もコラーゲンが多い組織は肌の真皮層ですが、その他にもさまざまな組織に存在しています。


例えば、骨や軟骨には全コラーゲンの10~20%ほど含まれています。

また、血管壁や内蔵にも存在していて、しなやかで丈夫な組織を作るのに役立っています。


さらに、組織によって存在するコラーゲンの型が異なる

ことも分かっています。


・コラーゲンは加齢とともに減少する?


体内のコラーゲン量は、50代になると、20代に比べて約30%も減少してしまうと言われています。

また、劣化したコラーゲンが、老化の原因になることもあります。


体内の余分な糖とタンパク質が反応すると、AGEsと呼ばれる老化物質が発生します。

タンパク質であるコラーゲンに糖が結びつきAGEsになると、硬く変性して、肌の弾力性やハリを低下させてシワやたるみの原因になります。


老化を遠ざけて、若々しいハリやツヤを維持するためには

甘いお菓子や炭水化物の摂りすぎには注意しなければならないのはこんな理由からです。


・コラーゲンは体内で生み出せる?


綱目状に張りめぐらされたコラーゲンと、それを束ねる

エラスチンとその間を満たしているヒアルロン酸、肌の弾力やうるおいを保つこれらの成分は、どれも真皮に存在する線維芽細胞によって産生されます。


しかし、加齢や紫外線などのダメージによって、線維芽細胞の働きが低下してしまうと、コラーゲンなどの弾力成分の産生量が減少してしまって、シワやたるみが発生する、いわゆる年齢サインの原因となってしまうわけです。


・コラーゲンは経口摂取したら?


以前の考え方に、コラーゲンは体内で分解されてしまうために、経口摂取をしてもあまり意味がないという考え方が

信じられていましたが、最近の研究結果からそれは間違いないということが分かりました。


しかし、経口摂取したからと、食事などから摂ったコラーゲンが、そのまま肌内部のコラーゲン組織と成るというわけではありません。


体内に取り込まれたコラーゲンは、分解されてアミノ酸やアミノ酸が数個つながるコラーゲンペプチドとなります。


全身をめぐったコラーゲンペプチドは、線維芽細胞に到達してコラーゲンを作りなさいという信号を発信します。

すると、コラーゲンの産生を促すと言われています。


・コラーゲンは毎日補給は必要?


摂取したコラーゲンペプチドは、体内に長い間とどまって

いることができません。細胞の働きを促すシグナルを出し続けるために毎日補給していく必要があるようです。

例えば、サプリメントも有効と言われています。


・肌のコラーゲンを保つためには


例えば、二の腕の内側と顔の皮膚を比べてみるとよく分かります。

衣類によって紫外線などから守られている二の腕の内側の皮膚というのは、顔と比べてなめらかで透明感があります。


この差は、普段、皆さんが浴びている紫外線量の違いによるものと考えてください。


紫外線は、コラーゲンの大敵です。顔は、普段日常的に紫外線を浴びて射る状態ですから、もし日焼け止めなどのガードを怠ってしまうと、真皮層まで紫外線(UV-A)が到達してしまいます。


すると、コラーゲン自体が変性を起こして、肌のシワ、たるみを招く大きな原因になります。


紫外線や乾燥などの外的刺激から肌を守ったり、外的ストレスによって、受けてしまったダメージは、ケアすることが肌のコラーゲンを守るために重要

です。


【若々しい肌】

真皮層についてあるコラーゲンは、密度が高くピンと張ったような構造を維持しています。肌表面もふっくらとキメが整っています。


【ゆがんだ肌】

真皮のコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の量が減少

して、質も低下してしまいます。このままに放置するとその土台が崩れていって、肌表面にたるみやシワが現れてきます。

<コラーゲンを食物から>


コラーゲンを摂取するには、積極的に日々の食事に、コラーゲンの含む食べ物を献立に入れていきたいものです。


鶏の手羽先や鶏の皮や軟骨にコラーゲンが含まれています。

特に、鶏の水炊きをおすすめします。

この水炊きに手羽先を入れることで、骨からしみ出るコラーゲンも摂取できるため、一度にたくさんコラーゲンを摂取できます。


そして、沖縄でよく食べられる豚足や豚の耳には、コラーゲンの魂であるゼラチンが含まれているので良い食材と言えます。


魚の骨をそのまま食べるというのは、なかなか難しいですが、サバの水煮などの缶詰であれば、簡単に骨まで食べることが可能となりますから、コラーゲンを摂取しやすいことから、魚料理としておすすめできます。


魚の骨髄には、コラーゲンが

たっぷりと含まれています

ので魚骨も積極的に食べたいものです。


さらに、普段はほとんど食べることなく捨てられてしまう

シャケの皮にもコラーゲンが多く含まれていますし、頭や骨を使ったアラ煮もコラーゲンが豊富に含まれています。


煮付けはもちろん煮ごりとして食べても良いし、また、冷蔵庫で冷やしてゼリー状に固まることも、コラーゲンが含まれている証拠です。


また、コラーゲン摂取に最も適した食材として、スッポンやフカヒレは、コラーゲンの材料に必要なアミノ酸も豊富でコラーゲンの質も他の食材よりも高い特徴があります。 


ただ、スッポンやフカヒレは、高価であるために、直接食べるのに難しいという方には、サプリメントとして利用すれば、コスト的にも抑えることが可能になります。


さらに、食材として、直接摂取したものより、サプリメントとして摂取した方が身体全体に吸収されやすいというメリットが

あります。


<コラーゲンの健康パワー>


・骨粗鬆症予防

身体のコラーゲンの生成が滞ると、骨のカルシウム分が定着しにくく、骨がスカスカ状態になり、コラーゲンがカルシウム

の定着に重要な働きをしていることから、骨粗鬆症予防にはコラーゲンは必要不可欠です。


・動脈硬化予防

動脈は、本来、弾力性に富んだ構造しています。血圧の変化があっても、その都度対応出来るのは弾力性で、この弾力を生み出しいるのがコラーゲンで、動脈硬化予防にもコラーゲンは必要不可欠です。


・関節痛予防

関節軟骨の弾力を生み出すのに、コラーゲンがあります。

これが上手くいかなくなると、関節軟骨のコラーゲン代謝が悪くなり、軟骨組織が硬くなってわずかな衝撃でも軟骨が潰れやすくなることから、関節軟骨にもコラーゲンは必要不可欠です。


まとめ


コラーゲンは、身体全体を形成し、正常に機能のためには必要不可欠で、若々しい状態に保ってくれる物質であるばかりでなく、病気の予防など健康を保つうえにも大切です。