疲れやすいあなたにニラでパワーアップ!
最近は、黄ニラ、花ニラなどの、新顔のニラが登場していますが、ニラは、中国では紀元前から栽培されていました。
日本でも古くから馴染みがあって、美良(みら)とも呼ばれていました。
ニラは、葉っぱを切り取った後に残した根から、直ぐに葉っぱが成長を始める生命力が高い野菜です。
独特の香りと、深い緑の細長い形のニラには、β-カロチン、ビタミンB群、ビタミンC,カルシウム、カリウム、鉄が豊富です。
ニラの刺激的な独特の香りは、硫化アリルという成分で、新陳代謝を活発にする働きがあります。
ごはんや甘い菓子などに含まれる糖代謝に関係するのがこのビタミンB1ですが、この働きを高める効果があるのも硫化アリルです。
「疲れやすい身体に」
夏は、甘い飲み物やソーメンなど糖質をたくさん含むものを摂る傾向が強く、ビタミンB1の消耗が激しく、不足すると疲れやすく、だるくなり気力も低下します。
ニラの成分は、糖代謝に関係するビタミンB1の働きを高める効果があり、疲労回復に役立ちます。
また、冷房などの影響で冷えた身体を温めてくれます。
夏バテ予防には、レバーや豚肉など、ビタミンやミネラルを多く含むものとニラを組み合わせた炒めものなどがおすすめです。
「ニラは女性の悩み 冷え性にも良い」
ニラには、古い血液を除き、血液の循環を良くする働きがあり、生理不順、鼻血、
血尿などに効くとされています。
ニラは、臭いがきついので女性には、敬遠されがちですが、生理不順や冷え性など
女性特有の症状に効果的なので、うまく調理して利用をおすすめします。
「ニラで注意しなければならないこととは」
ニラは、野菜の中でも傷みやすいので、購入したならば、出来るだけ早く使い切り
ましょう。炒めるとカサが減るので、一束まとめて調理するのがいいです。
火の通りが早いので、加熱し過ぎないよう注意が必要です。
豊富に含まれているβ-カロチンは、油と一緒に調理すると吸収率が良くなるので、炒めものは良い調理法ですね。
かき玉汁や味噌汁などの具材としても、手軽に利用出来て嬉しいです。
まとめ
ニラは、古くから薬食として利用されています。特に、女性特有の症状には有難い野菜なんですね。
また、コレステロールがたまり、血栓が出来ると心筋梗塞など命にかかわる引き起こすと言われていますが、ニラにはこの血栓を防止するパワーがあります。
青魚による含むEPAとニラを摂ると、そのパワーは何倍も増幅すると言われます。
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