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土用うなぎの由来や意味は?うなぎを食べる理由って?




土用の丑の日には、意味合いよりも夏バテ防止にうなぎを食べるくらいの軽い気持ちで食べている方も結構多いのではないでしょうか?


うなぎは、栄養学的にはタンパク質、ビタミンAやビタミンB群、カルシウムなど優れた栄養が豊富で特に、ビタミンB1は、神経や筋肉に作用するために不足すると、疲れやすくなりますから、うなぎは夏の食べ物としては必要不可欠と言えますね。


ここに夏に土用の丑の日に食べる理由が考えられます。


その他に、うなぎを食べる習慣、理由については、諸説あって、讃岐国出身のあの発明家で有名な平賀源内が発案したと言う説が有力とされています。


うなぎには、確かに栄養の宝庫であるので夏バテ防止には大切なのですが、うなぎの旬は秋から冬頃であることから考えてみると、夏場のうなぎは、脂の乗りも悪くて

あまり美味しいとは言えないはずなんですね。


そんなわけで、その昔は、夏場のうなぎは、上記のように売れ行きが良くなかったとのことで、当時(江戸時代)のうなぎ屋さんが困り果てたあげく、平賀源内に相談の結果売れないうなぎの販売促進のためにも、旬ではない時期にうなぎを食べる風習を根付けさせたという説が最も有力らしいです。


この習慣が今にも続きつつ、夏の土用の丑の日にうなぎを食べるようになりますた。


実際、土用の丑の日は、春、夏、秋、冬の4季にわたって

います。しかし、原因、うなぎを食べる習慣があるのは、夏の土用の丑の日だけなんです。


「土用うなぎの由来や意味については」


土用の丑の日は、暦の上では、春、夏、秋、冬と、1年間に、4回もありますが、うなぎを食べる習慣がある夏の土用丑の日は、2021年では、7月28日になります。


ところで、土用丑の日とは、いったい何なのか?どのように定まれているのでしょうか?


土用の丑の日は、「土用の期間」の「丑の日」という意味なのですが、「土用」と「丑の日」について考えてみると、

土用の意味は、四立(立春、立夏、立秋、立冬)の前18日(または19日)の期間のことを言います。

『春、夏、秋、冬の土用』


・立春(2/4頃)の前約18日間:1/17~2/3頃

・立夏(5/5頃)の前約18日間:4/17~5/4頃

・立秋(8/7頃)の前約18日間:7/20~8/6頃

・立冬11/7頃)の前約18日間:10/20~11/6頃


なお四立の日には、年によって1日前後します。


一般的な夏の「土用の丑の日にあたる土用」は、立秋(8月6日または7日または8日)の18日の期間です。


2019年は、立秋が8月8日ですから、土用の期間は、7/20~8/7です。


もう少し詳しくみてみますと、この土用というのは、五行で定まれた暦で五行とは、木行、火行、土行水行があります。

・木行:春

・火行:夏

・土行:季節の変わり目

・金行:秋

・水行:冬

このように季節の象徴になっています。


丑の日の意味は、


丑の日とは、十二支の子(ね)う丑(うし)寅(寅)…

の丑のことで、この十二支は今年の干支というように数えるときに使われるのが一般的ですが、方角や月そして日にちを数えるにも使われています。12日周期で丑の日が

回ってきます。


土用丑の日とは


つまり、18日間の土用の期間のうち、十二支が「丑の日」の日が「土用丑の日」なのです。立秋前、夏の土用丑の日は、

18÷12で平均1.5回ですが、正確には1.57回となります。


つまり、1年で2回「土用の日」がある年は、だいたい2年に 1回くらいというわけです。


まとめ


いかがでしょうか。うなぎの旬ではない夏場を狙って販売促進を行われていたとは意外でしたね。

そして、最近では、コンビニやスーパーで夏以外の土用丑の日にもうなぎを食べる習慣を作ろうとしているようですね。

これは節分と同じです。節分も1年に4回あるので、それぞれの季節で恵方巻を食べる習慣を作ろうとする動きと同じです。